【中学生向け】政府支出とは?ケインズが「不況の時は政府支出を増やすべきだ」と考えた理由をイラストで分かりやすく解説

公民

政府支出

政府支出とは、政府が買い物をすることです。

誰かが買い物ををすると、誰かが儲かります。

つまり、政府が買い物をすれば、その分、お金を得ている国民がいます。

例えば、公園にブランコを置きたいと考えて、ブランコを買ったとします。

すると、ブランコを作った人が儲かるというわけです。

政府が買い物をすると、国民の中にお金を受け取る人がいます。

もし、政府支出が増えたら、お金をもらう国民が増えます。

だから、政府支出が増えると、景気が良くなるのです。

ケインズの考え

ケインズは、不況の時は、政府支出を増やすべきだと考えました。

なせなら、政府がお金を使えば、その分、儲かる人がいて、景気が良くなると考えられていたからです。

そのため、政府支出を増やすべきだと考えました。

ケインズへの反論

しかし、ケインズへの反論もあります。

それは、税金の無駄使いである、という意見です。

政府が使うお金は税金です。

政府支出を増やすと、税金が増えてしまうのです。

国民は、税金が増えると、その分、節約をするようになります。

つまり、政府支出を増やすと、国民がお金を使わなくなってしまうのです。

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