【高校生向け】なぜ財政赤字だとインフレに繋がるのか?イラストで分かりやすく解説

公民

財政とは

財政とは、政府のお財布のことです。

政府は、税金でお金を集めて、そのお金を使って政治をします。

財政赤字とは

財政赤字とは、税金で集めたお金より、政府が使うお金が多い状態のことです。

つまり、財政赤字とは「政府のお金が足りていない状態」ということです。

財政赤字の時にするべきこと

財政赤字の時にするべきことは、税金を増やすことです。

政府は、お金が足りてない時は、税金を増やしたいです。

税金を増やすためには、国民にお金を稼いでもらう必要があります。

国民が、お金をたくさん稼いでいる時に、国民が政府に収める税金の量は増えるのです。

だから、税金を増やしたい時は、国内のお店が儲かるようにする必要があるのです。

「国内のお店が儲かる状態」のことを、「景気が良い」と言います。

景気を良くする方法

景気を良くする方法とは、買い物をする人を増やすことです。

買い物をする人が増えると、景気が良くなります。

なぜなら、誰かがパンを買えば、パン屋さんが儲かるからです。

買い物をする人を増やすためには、国民が持ってるお金の量を増やすことが必要です。

なぜなら、人は、お金がない時は買い物をしませんが、お金があれば、買い物をするからです。

国民がお金を持ってる状態を作ることが大切なのです。

国民がお金を持ってる状態を作る方法

国民がお金を持ってる状態を作る方法とは、国民にお金をバラまくことです。

政府が持ってるお金を、国民にバラまくと、国民はお金を得ます。

実際には、お金を空からバラまくことはできません。

そのため、「1人10万円あげます」みたいなかたちで、お金を渡します。

お金をバラまくと、インフレになる

お金をバラまくと、国内にあるお金の量が増えます。

お金をバラまくと、みんなが一斉にお金持ちになるのです。

みんなが一斉にお金持ちになると、お店の商品は、高くても売れるようになります。

お客さんがお金を持っている時は、商品を値上げしても、売れるのです。

そのため、国内の商品の値段はどんどん上がります。

これを「物価が上がる」という言い方をします。

または、「インフレーション」といいます。

国民のみんながお金を持っている時は、インフレが起きるのです。

タイトルとURLをコピーしました