トマピケティの主張の欠点とそれに対する反論をイラストで紹介

ピケティ
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ピケティの意見

ピケティとは、貧富の差を減らすにはどうしたらいいかを考えた人です。

ピケティによると、アメリカのトップ1%のお金持ちと、それ以外の人たちの貧富の差は、どんどん広がっています。

これを解決するために、彼は、お金持ちの人から、税金を集めるべきだと主張しました。

なぜなら、お金持ちの人は、お金を税金でたくさん納めても負担ではないからです。

たしかに、少しは負担があると思いますが、その負担は、貧しい人ほどではないのです。

ピケティへの反論

ピケティへの反論としては、なぜお金持ちの人が、お金を没収されなければいけないのか?という点があります。

人はそれぞれ、生まれ持っているものが違います。

例えば、生まれつきお金を持ってる人もいれば、生まれつき美声を持ってる人もいます。

どうして、お金持ってる人だけ、生まれ持ったものを没収されなければいけないでしょうか?

この考え方に対して、ピケティは、「能力や努力による格差は当然だ」と考えています。

能力がある人や、努力で能力を身につけた人たちは、社会に貢献しています。

才能がある人たちが、お金を得るのは、社会に貢献したからなのです。

しかし、親から財産を相続した人は、違います。

親からお金を受け継いだ人は、社会のみんなに貢献しているわけではないのです。

そのため、ピケティは、お金を生まれ持った人は、お金を税金として国に納めるべきだと考えました。

ピケティが反対しているのは、親から子どもにお金が受け継がれることによる格差です。

なぜなら、お金が子どもに受け継がれることによる格差は、社会のみんなにとって、何の意味もないからです。

平等についての考え方

ここで、平等についての考え方について紹介します。

平等についての考え方には、「出発点の不平等」と「結果の不平等」があります。

出発点の不平等というのは、生まれた時点からお金を持っているかどうかという不平等です。

一方で、結果の不平等とは、生まれた時点でお金を持ってなかった人が、努力をした結果、お金を持つようになったことによる不平等です

結果の平等にこだわると、能力や努力の評価を無視することがあります。

だから、ピケティは、結果の平等を作ろうとはしてないのです。

ピケティは、生まれつきお金が不平等であることに反対しているのです。

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