フリードマンが政府の投資は意味がないと考えた理由をイラストで解説

フリードマン
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政府の投資

政府が投資するということは、政府が何かにお金を使うということです。

そして、政府がお金を使うことで、景気が良くなることを目的としています。

景気を良くする方法

景気を良くする方法は、お金を使う人を増やすことです。

国民がお財布のお金を使ったり、政府が税金で集めたお金を使ったりしていくと、経済が回るようになります。

フリードマンの意見

フリードマンは、政府がお金を使っても、景気は良くならないと考えました。

その理由は、政府がお金を使うということは、国民がその分お金を使わずに済むということだからです。

例えば、公園の入園料を政府が代わりに払うことにするケースを考えてみます。

今までは、国民が公園の入園料を払っており、その入園料で管理人の賃金をまかなっていたとします。

ここで、政府が投資をしたとします。

つまり、政府がこれを肩代わりし、国民には、公園を「無料」で解放したとします。

すると、国民は今まで払っていた入園料を払わなくて済むようになります。

これが、景気を良くするかといえば、そうではないのです。

なぜなら、国民が手持ちのお金を、他の用途に使えるようにしただけだからです。

全て貯金してしまえば、政府の投資効果は、打ち消されてしまうのです。

政府がお金を使うと、国民がお金を使わなくなるのです。

話の前提

この話の前提としては、「貯金は景気を良くしない」という考え方があります。

国民がお金を使うことで、国のお金が回ります。

もし、貯金されてしまうと、お金が回らないのです。

まとめ

それまで個人が払っていたものを政府が代わりに払ったとしても、その分、国民が貯金するだけです。

だから、政策が投資をしても景気が良くならないのです。

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