お店に行って、例えばドーナツを買おうとした時、値段が高いドーナッツと安いドーナツがあると思います。
なぜ、価格が違う商品があるのでしょうか?
ワルサスは、その理由は、「満足度が高いかどうか」だと考えました。
詳しく見ていきます。
限界革命
限界革命とは、「労働価値説」から「効用価値説」への変化のことを言います。
古典派は、「価値とは、労働である」と考え、労働価値説を主張しました。
一方で、新古典派は、「価値とは、満足度である」と考え、効用価値説を主張しました。
この変化を「限界革命」と言います。
時代背景
ワルサスが生きていた時代のイギリスは、「人の快楽」を、中心に考える価値観が広がっていました。
そのため、モノの価値も、「個人の主観的な幸福度や満足度をもとに決まる」という考え方になっていったのです。