債券
債券を持っていると、利息を受け取れます。
（定期的にお金が手に入るので「お金のなる木」に喩えてイラストを描いてみます）
また、債券を満期まで持ってると、債券を買った時に払ったお金が返ってきます。
また、途中で売ることもできて、この時の売り買いの価格を、債券価格と言います。
債券の価格は変化します。
債券価格が安い時に買って、高い時に売るとお得なのです。
投機的動機
売り買いすることを目的に、債券を買うことを、投機的動機といいます。
投機的動機とは、転売する目的で買うということです。
つまり、債券を安い時に買って、高くなったら売るということです。
投機的動機で債券を買ってる人は、債券が安ければ買うし、高ければ買いません。
債券価格の決まり方
債券価格は、利子率によって決まります。
もし、利子率が高ければ、債券価格は安くなります。
一方で、利子率が低ければ、債券価格は高くなります。
利子率が低いと債券は売れない
利子率が低ければ、債券価格は高くなります。
債券は、価格が高いと、売れません。
つまり、利子率が低くなると、債券は売れなくなります。
利子率が下がると、債券価格が上がるから、債券を買うには、損なのです。
現金を持つ
債券を買わないということは、「現金を持つ」という意味と同じになります。
これは、債券を買うために使うはずだったお金を、使っていないということです。
つまり、「現金を持ったままでいる」ということです。
貨幣需要
「現金を持っていたい」という状態を貨幣需要と言います。
債券を買った方が損をする時期は、貨幣需要が高まります。
貨幣需要が高いということは、債券価格が高いということなのです。
