国債について
国は、国債を発行します。
国は、満期まで、お金を借りるわけです。
そして、満期になると、投資家は、お金と利子を受け取れます。
満期になると、投資家はお金を受け取れます。
一方で、国は投資家にお金を返す必要があります。
以上が国債の仕組みです
信用について
もし国債を、たくさん発行すると、買ってくれる人がいなくなります。
なぜでしょうか?
それは、信用できないからです。
大量に国債を刷ってるということは、後で、たくさんの人にお金を返す必要があるということです。
国債を大量に発行しすぎていると、人々は「満期にちゃんとお金が返ってくるのだろうか?」と不安になります。
このように疑ってしまうことを、「信用できない」と言います。
最悪の場合、「お金を返せない」と言われてしまうかもしれません。
もし、お金を返せないと言われてしまったら、悲しいです。
そのため、投資家は、信頼できない国債を持ちたくないのです。
そのため、投資家は、たくさん国債を発行している国の国債を買いません
さらに、信用できなくなると、売る人も増えます。
国債を信用できなくなると、国債を売った方がいいと思う人がたくさん出てきます。
ギリシャのようにその国が破産しそうだということになると、みんながその国債を売ります。
国債が増え続けると、国債に対する市場の信頼がなくなり、国債を買う投資家がいなくなるのです。