市場均衡についてイラストで分かりやすく説明

経済学入門

市場均衡とは、需要と供給が一致する状態のことです

具体的にどんな意味かみていきます

競争

お客さんは、安く買いたい

お客さんは、商品を安く買いたいと考えています

なので、安く買えるお店を選んで、買い物をします

売り手は、ライバルよりたくさん商品を売りたいです

そのためには、安く売った方がいいです

なぜなら、安く売ることで、競争に勝つことができるからです

売り手どうしの競争は、商品の価格を下げます

同じ商品を売るお店がたくさんあると、値下げ競争が起きます

つまり、他のお店の商品より、安く売ろうとします

なぜなら、安い方がたくさんのお客さんを獲得できるからです

売る人は高く売りたい

売る人は、モノを高く売りたいと考えています

オークションをイメージしてください

買う人は、他の人よりも、高い値段で買おうとします

なぜなら、売り手は、より高く買ってくれるお客さんに、商品を売るからです

同じ商品を欲しがるお客さんがたくさんいると、商品を奪い合います

他の人よりも高い値段を支払ってでも、商品を買おうとします

そのため、買い手どうしは、値上げ競争をするのです

価格は変動する

売る人と買う人が出会う場所のことを市場といいます

市場の価格は、変動します

商品の量が多い時

商品の量が多い時は、値下げ競争が起きます

売ろうとする商品の量よりも、買おうとする商品の量が少ないと、商品が売れ残るので価格は下がります

商品の数が少ない時

商品の量が少ない時は、値上げ競争が起きます

買おうとする商品の量よりも、売ろうとする商品の量が少ないと、商品が足りなくなるので価格は上がります

市場均衡

こうした競争が起きた後は、最終的には、バランスのとれた価格になります

バランスのとれた価格のことを、市場均衡と言います

市場均衡とは、需要と供給が一致している状態です

需要と供給が一致することを、需要と供給が均衡すると言います

需要と供給が一致してる状態については、こちら↓の記事から

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