資本とは、お金の集まりです。
たくさんのお金があれば、そのお金で会社を大きくすることができます。
会社が大きくなれば、さらにお金を増やすことができます。
こうして、資本家は、どんどんお金持ちになっていくのです。
企業
企業とは、会社のことです。
会社は、お金を稼ぐ場所です。
大きな企業であるほど、多くの資本を持っています。
資本家は、資本を使って会社を大きくします
会社を大きくするというのは、人を雇ったり、工場を建てたりすることです。
会社を大きくすると、より利益を増やすことができます。
利益
利益とは、ビジネスをして増えたお金のことです。
資本
「資本」とは、「それを使って儲けられるもの」です。
なので、実は「現金」とは限りません。
例えば、魚屋さんにとって、「船」は資本です。
また、服屋さんにとって「工場」が資本です。
資本家
資本を持ってる人のことを資本家と言います。
資本家は、労働者を雇って、会社を経営します。
資本家と労働者
資本家が会社を経営する時、資本家に善意があっても、なくても、会社を潰すわけにはいかなくなります。
ライバル企業との激しい競争に打ち勝たないと、自分の会社が潰れてしまうのです。
資本家は、会社を潰さないように頑張らないといけません。
その結果、労働者を最低賃金で長時間、働かせることになるのです。
資本主義
資本主義とは、自由にお金儲けをしていい社会のことです。
自由とは、稼いだお金が自分のものになるということです
資本主義では、個人が資本を持つことができて、資本家が労働者を増やして、お金を稼ぎます。
資本主義の対義語に、共産主義というものがあります。
共産主義では、資本はみんなでシェアします。
資本主義では、競争相手がいます。自由な競争があります。
一方で、共産主義では、競争がありません。
資本主義では、自由競争があるので、皆は努力します。
しかし、勝ち負けがあるので、不平等が生まれるのです。