資本とは?イラストで分かりやすく解説【中学公民】

マルクス

資本とは、お金の集まりです。

たくさんのお金があれば、そのお金で会社を大きくすることができます。

会社が大きくなれば、さらにお金を増やすことができます。

こうして、資本家は、どんどんお金持ちになっていくのです。

企業

企業とは、会社のことです。

会社は、お金を稼ぐ場所です。

大きな企業であるほど、多くの資本を持っています。

資本家は、資本を使って会社を大きくします

会社を大きくするというのは、人を雇ったり、工場を建てたりすることです。

会社を大きくすると、より利益を増やすことができます。

利益

利益とは、ビジネスをして増えたお金のことです。

資本

「資本」とは、「それを使って儲けられるもの」です。

なので、実は「現金」とは限りません。

例えば、魚屋さんにとって、「船」は資本です。

また、服屋さんにとって「工場」が資本です。

資本家

資本を持ってる人のことを資本家と言います。

資本家は、労働者を雇って、会社を経営します。

資本家と労働者

資本家が会社を経営する時、資本家に善意があっても、なくても、会社を潰すわけにはいかなくなります。

ライバル企業との激しい競争に打ち勝たないと、自分の会社が潰れてしまうのです。

資本家は、会社を潰さないように頑張らないといけません。

その結果、労働者を最低賃金で長時間、働かせることになるのです。

資本主義

資本主義とは、自由にお金儲けをしていい社会のことです。

自由とは、稼いだお金が自分のものになるということです

資本主義では、個人が資本を持つことができて、資本家が労働者を増やして、お金を稼ぎます。

資本主義の対義語に、共産主義というものがあります。

共産主義では、資本はみんなでシェアします。

資本主義では、競争相手がいます。自由な競争があります。

一方で、共産主義では、競争がありません。

資本主義では、自由競争があるので、皆は努力します。

しかし、勝ち負けがあるので、不平等が生まれるのです。

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