銀行の金利と株価の関係

銀行の金利と、株価は、どんな関係にあるのでしょうか?

みていきます。

銀行の金利

銀行の金利とは、銀行にお金を預けている間にもらえるお金をのことです。

国民は銀行にお金を預けます。

または、お金を貸します。

「預ける」と「貸す」は、同じ意味です。

銀行に、お金を預けている時、そのお金は、増えています。

国民が銀行にお金を貸すと、銀行は、お金を増やして返してくれるのです。

この少し増える分のことを、「利子」と言います。

また、利子の大きさのことを「銀行の金利」と言います。

銀行の金利が上がると、株価が下がる理由

金利が高い時は、利子が大きくなります。

銀行の金利が高い時は、国民は、銀行にお金を預けたくなります。

お金を預けることを「預金」と言います。

銀行の金利が高くなると、預金した方がお金が増えるのです。

金利が高い時は、銀行にお金を預けることの魅力が高くなります。

預金したい人が増えます。

株を売ってそのお金を預金する人が増えます。

その結果、株を売る人が増えます。

預金の魅力が高い時は、株の人気が下がります。

そして、株の人気が下がると、株価が下がるのです。

また、別の見方もできます。

金利が高くなると企業が儲からなくなる

銀行の金利が高くなると、企業が儲からなくなるので、株価が下がります。

その仕組みを紹介します。

銀行は、国民からお金を借りてます。

そして、企業にお金を貸しています。

企業は、お金を借りて返す時に、利子を払う必要があります。

金利が上がるということは、利子が大きくなるということです。

銀行からお金を借りた返す時に、たくさんの利子をつける必要が出てきます。

つまり、借りることの負担が大きくなります。

金利が高い時は、お金を借りるたびに、たくさんの利子を払う必要が出てきます。

そんなことをしていれば、儲けを出しづらくなります。

お金が儲からなくなります。

銀行に、たくさんの利子を払わなければならない時期は、企業のお金がどんどん減ってしまいます。

つまり、企業が儲かりません。

一方で、投資家は、「儲からない会社の株は要らない」と考えます。

そのため、投資家は、株を売ります。

こうして、株価が下がるのです。

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