新自由主義とは
国家が人々を助けるのではなくて、人々に自由にお金儲けをしてもらうという考え方です。
国家が弱者を助けるという考え方は、「大きな政府」と呼ばれています。
しかし、「大きな政府」にはデメリットがあります。
お金持ちから税金を集めて、弱者のために使うので、お金持ちの人が犠牲になってしまうのです。
![](https://www.kanakkanak.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8652-1024x952.jpg)
そのため、新自由主義の政権下は、お金持ちが犠牲になることがないようにします。
このような考え方は、「小さな政府」とも呼ばれます。
![](https://www.kanakkanak.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8653-1024x552.jpg)
新自由主義の政権下では、企業がもっとお金を稼ぎやすい社会にしたり
子どもの教育のためや、病気の人のための予算を減らしたりします。
![](https://www.kanakkanak.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8654-1024x566.jpg)
メリット
新自由主義のメリットは、国が発展することです。
お金がある人や、能力がある人が活躍しやすいのです。
その理由は、税金が少ないからです。
政府に取られてしまう税金の量が少ないと、お金を自分のために使えるので、グングン成長できるのです。
![](https://www.kanakkanak.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8655-1024x559.jpg)
国の中に、お金持ちの人が増えたら、国全体が成長するはずです。
そのため、新自由主義は、国を発展させるのです。
デメリット
新自由主義のデメリットは、弱者が救われないことです。
お金持ちの人は自分のためにお金を使います。
つまり、弱者のためにお金を使いません。
そのため、弱者を助けることができないのです。
![](https://www.kanakkanak.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8656-1024x556.jpg)
新自由主義は、「勝ち組と負け組」の格差を拡大する考え方なのです。
アメリカの新自由主義
アメリカでは、レーガン政権からトランプ政権まで、新自由経済政策が40年続いてきました。
しかし、現在のバイデン政権は、「大きな政府」へ方向転換しています。
その理由は、新自由主義のやり方をしても、アメリカは国を発展することはできなかったからです。
また、昔は、中国に勝つことが大事でしたが、今では、競争に勝つことより「弱者を救済すること」を望む人が増えているので、「大きな政府」が好まれるようになりました。