マネタリーターゲット
マネタリーターゲットとは、世の中のお金の量を適切にする政策のことです。
ルールに基づいた金融政策がマネタリーターゲットです。
お金の量を適切にする
世の中のお金の量を適切にする理由は、世の中のお金の量が適切だと、景気が良くなるからです。
世の中のお金の量は、多すぎてもダメで、少なすぎてもダメなのです。
インフレを解決するため
マネタリーターゲットが唱えられるようになったのは、インフレを解決するためです。
マネタリーターゲットが登場するより前の時代は、インフレが問題となっていました。
「お金を国内にたくさん供給すれば景気が良くなる」という主張に対して
マネタリーターゲットを主張する人たちは、「お金の量は、多すぎてもダメだ」と主張したのです。
景気を良くするためには
ケインズは、景気を良くするためには、国民がお金を持ってることが大切だと考えています。
なぜなら、国民がお金を持っていたら、買い物をする人が増えるからです。
しかし、フリードマンは、インフレは良くないと考えました。
インフレになって、お店の商品の値段が上がってしまうと、買い物する人が増えないからです。
景気を良くするためには、お金の量を適切にするべきだと言うのが、マネタリーターゲットを主張する人の意見です。
この政策は、インフレを止める効果がありました。