サブプライムローン
リーマンショックは、サブプライムローン問題がキッカケで起きました。
サブプライムローンとは、サブプライムにお金を貸すことです。
サブプライムとは、お金を返してくれるかどうか分からない人たちのことです。
サブプライムローンとは、お金を貸す側にとっては、リスクが高いです。
お金を返してもらえない可能性もあります。

債権
お金を貸したら、返してもらう権利があります。
お金を返してもらう権利のことを、債権といいます。

住宅ローン会社は、家を建てる人にお金を貸します。
住宅ローン会社はお金を返してもらう権利を持っています。
この権利を「債権」といいます。
誰かにお金を貸すときは、相手から債権をもらいます。
また、お金を返す時は、債権を持ってる人に返します。

サブプライムの人は、お金を返せるかどうか分かりません。
お金を返してもらえないリスクがあります。
お金を返してもらえない場合は、債権を持ってる人が損をします。

債権とは、お金と交換できる紙です。
しかし、お金を借りた人がお金を返さないで逃げてしまう可能性もあります。

サブプライムローンは、リスクがあります。
リスクは少しでも減らしたほうがいいです。
では、リスクを減らすにはどうしたらいいでしょうか?
そこで、住宅ローン会社は、債権を他人に売ることにしました。
買ったのは、投資銀行(リーマンブラザーズ)です。

住宅ローン会社は、債権を手放すことができました。
また、売ったおかげで、お金が手に入りました。

リーマンブラザーズ
債権は、運が良ければ儲かります。
しかし、お金を返してもらえない場合は、債権は紙屑になります。(お金と交換できません)
損をするのは、債権を持っている人です。
そのため、リーマンブラザーズは、債権を他人に売りました。

債権を買ったのは投資家です。
リーマンブラザーズは、債権を売って、お金を手に入れることができました。
お金の流れ
ここまでの話のお金の流れを紹介します。
お金の流れとしては、①お金を貸す

②投資銀行が債権を買う

③投資家が債権を買う

④お金を返す。

このようにお金が流れています。
結局、サブプライムローンのお金を返せない人がたくさんいました。
債権を持っていた人は、損をしてしまいました。
でも、どれくらい損をしたのか計算が難しくて、世界中が混乱してしまいました。