インフレには、2つの種類があります
・デマンドプル
・コストプッシュ
です
それぞれ見ていきます
インフレとは
まず、インフレとは、インフレーションの略です
物価が高騰するという意味です
つまり、お店のモノの値段がどんどん高くなっていくということです
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インフレには、良いインフレと、悪いインフレがあります
まずは良いインフレについて説明します
デマンドプル
デマンドプルとは、良いインフレです
これは、「値段が高くても売れる」という理由で、値段を高くしています
つまり、買いたい人がたくさんいる状況です
例えば、フリマアプリで、買いたい人が多いのに、商品が少なかったら、その商品の値段が高くなると思います
これは、高くても売れるからです
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お客さんにとっては、そのような人気商品を変えたら嬉しいでしょう
一方で、売る人にとっても、メリットがあります
高く売れるということは、それだけ売った人が儲けたということです
人は、儲けたくて商売をしているので、高く売れたら、売る人は嬉しいです
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このようなインフレの時は、国の景気が良くなります
なぜなら、モノが売れる時は、失業者が減るからです
モノがたくさん売れれば、モノを作る人がもっと大勢、必要になります
そのため、モノが売れる時は、人を雇うのです
人を雇う会社が増えれば、失業者が減ります
このように、デマンドプル・インフレの時は、国の景気が良くなります
コストプッシュ
コストプッシュとは、悪いインフレです
これは、「コストが高くなった」という理由で、値段を高くしています
例えば、ウクライナで戦争が起きて、小麦が高くなれば、パンの値段が上がります
これは、コストプッシュのインフレです
コストとは、「商品を作るために必要なお金」ということです
具体的な例としては、材料費や労働者に払う給料などが、コストです
コストが増えるので、「コストプッシュ」と言います
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値段が高くなれば、お客さんは、買い物を控えるようになります
そうすると、会社は、儲かりません
会社が儲からないので、そこで働く人は、十分に給料がもらえなくなります
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さらに、コストプッシュのインフレの時は、国の景気が悪くなります
なぜなら、モノが売れない時は、人を雇わないからです
モノが売れないので、それを作る人はあまり忙しくなりません
そのため、新たに人を雇う必要がないです
むしろ、誰かがクビになることもあり得ます
こうして、失業者が増えてしまうのです
まとめ
インフレは、一般的には、良いとされています
しかし、実はインフレには、良いインフレと悪いインフレがあるのです
良いインフレは、デマンドプル・インフレと呼ばれます
悪いインフレは、コストプッシュ・インフレと呼ばれます