生産力を高める方法は2つです。
①労働時間を延ばす
②仕事の効率を高める
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この2つが生産力を高くします。
労働時間を延ばす
労働時間を伸ばすというのは、労働者を長く働かせるということです。
労働者に今までと、同じ金額の賃金を与えておきながら、今まで以上に働かせるのです。
仕事の効率を高める
次に、仕事の効率を高める方法についてです。
仕事の効率を高める方法として、協業や分業などがあります。
協業
協業とは、1人のリーダーのもとで、たくさんの労働者が一緒に働くことです。
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協業をすると、生産力を向上させることができます。
なぜなら、労働者が1箇所に集まり、機械をシェアするからです。
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そして、多くの労働者が一緒に働くようになると、「分業をしよう」と考える人が現れます。
分業
分業というのは、役割分担をすることです。
分業をすると、一人ひとりの労働者は、一部分の作業のみをやるようになります。
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それぞれの労働者は、ひたすら特定の単純作業をするようになります。
そのため、それぞれの作業に対して、より専門的になり、作業も速くなるのです。
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単純な作業を続けていれば、目の前のひとつの仕事に集中できます。
専門的なスキルに集中すると、このスキルだけ、レベルが上がるから、速く仕事ができるようになるのです。
職人が一つ一つ作ると時間がかかりますが、分業をすれば、短時間で、商品を作れます。
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分業をすると、一人一人の作業が単純になります。
つまり、簡単になります。
昔は職人しか作れなかった商品も、分業をすれば初心者でも作れるようになります。
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このように、分業をすることで、短時間で商品を作れるようになり、初心者でも作れるようになるのです。
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資本を増やすために
資本家は、資本(お金)を増やしたいと考えています。
そのために、生産力を高めようとします。
生産力を高めると言うことは、剰余価値を増やすと言うことです。
剰余価値を増やすというのは、搾取の割合を増やすということです。
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資本を増やすために、手っ取り早い方法があります。
それは、労働者の賃金を減らすことです
労働者がもらう賃金を減らせば、資本家が得る資本が増えるのです。
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分業は、労働者の賃金を減らすことに繋がります。
そもそも、賃金というのは、生活費や、仕事を覚える勉強のためにもらいます
しかし、分業をすると、生活費は下がり、仕事を覚える勉強をほとんどしなくてよくなります。
生活費が下がる理由は、いろんなものが機械で簡単に作れるようになって、価値が下がるからです。
物価が下がり、労働者の消費する生活用品が安く買えるようになれば、生活費が下がります。
賃金は、生活費の分をもらうことになってるので、生活費が下がれば、賃金も減らされてしまうのです。
そして、分業によって、仕事がシンプルになると、複雑な技術を学ぶ必要がなくなります。
仕事がシンプルになると、勉強する必要がなくなるので、賃金を減らされてしまいます。
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さらに、仕事を探してる人が増えている時期は、賃金を低くしても、働いてくれる人がいます。
仕事に就きたい人が多いと「賃金が安くてもいいから働きたい」と考える人が増えます。
その金額でも働きたい人がいれば、賃金を下げれるのです。
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賃金が減るというのは、その分、資本家が得るお金が増えるということです。
分業によって、労働力の価値が安くなると、剰余価値が増えて、資本家の利益が増えるのです。