政府支出
政府支出とは、政府が買い物をすることです。
誰かが買い物ををすると、誰かが儲かります。
つまり、政府が買い物をすれば、その分、お金を得ている国民がいます。
例えば、公園にブランコを置きたいと考えて、ブランコを買ったとします。
すると、ブランコを作った人が儲かるというわけです。
政府が買い物をすると、国民の中にお金を受け取る人がいます。
もし、政府支出が増えたら、お金をもらう国民が増えます。
だから、政府支出が増えると、景気が良くなるのです。
ケインズの考え
ケインズは、不況の時は、政府支出を増やすべきだと考えました。
なせなら、政府がお金を使えば、その分、儲かる人がいて、景気が良くなると考えられていたからです。
そのため、政府支出を増やすべきだと考えました。
ケインズへの反論
しかし、ケインズへの反論もあります。
それは、税金の無駄使いである、という意見です。
政府が使うお金は税金です。
政府支出を増やすと、税金が増えてしまうのです。
国民は、税金が増えると、その分、節約をするようになります。
つまり、政府支出を増やすと、国民がお金を使わなくなってしまうのです。