GDPの四つの構成要素とは?個人消費・民間投資・政府支出・純輸出についてイラストで簡単に分かりやすく解説

公民
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GDP

GDPとは、国がどれだけ儲かっているのかというのを表す数字です。

儲かり方は、4つあります。

「個人消費」「民間投資」「政府支出」「純輸出」です。

個人消費

個人とは、私たちのような普通の国民のことです。

私たちは、スーパーやコンビニで買い物をします。

このような買い物を個人消費と言います。

買い物をすることを「消費」と言います。

私たちがコンビニでお弁当を買うと、コンビニが儲かります。

民間投資

民間投資とは、企業が買い物をすることです。

例えば、企業がロボットを買ったら、民間投資です。

企業がロボットを買うと、ロボットを作った人が儲かります。

投資とは「未来のためにお金を使う」というニュアンスの言葉です。

ロボットを買えば、そのおかげで、お金を稼ぎやすくなるかもしれません。

将来役に立つお金の使い方をする時に「投資」と言います。

政府支出

政府支出とは、政府が買い物ををすることです。

政府も、お財布を持っています。

これは、国民から集めた税金です。

税金を使って買いものをすることを、政府支出と言います。

例えば、水道を作るために税金を使います。

政府が水道にお金を払うと、水道屋さんが儲かります。

純輸出

純輸出とは、貿易でどれだけ儲かったのかということです。

貿易とは、輸入と輸出のことです。

輸入すると、お金が海外に出て行ってしまいます。

一方で、輸出は、儲けることができます。

輸出をすると、お金が日本に入ってきます。

純輸出は、「輸出-輸入」のことです。

輸出した金額から、輸入した金貨ことを「純輸出」と呼びます。

純輸出とは、貿易でどれだけ儲かったのかを表す数字です。

儲かった金額というのは「日本に入ってきた金額」から「海外に出ていった金額」を引いたものです。

輸出の例は、外国人が日本の車を買うことなどです。

外国人が日本の車を買うと、日本の車屋さんが儲かります。

4つの違い

個人消費、民間投資、政府支出、輸出、この4つの違いは、誰が買うかです。

日本で作られた商品を、個人が買えば個人消費です。

企業が買えば、民間投資です。

政府が買えば、政府支出です。

海外の人が買えば、輸出です。

この4つが合わさったものがGDPです。

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